大曲の花火

コラム

日本三大花火大会とは?2024年にも開催される?詳しく紹介

2024年4月14日

各地で開催される花火大会の中でも、特に歴史が深いことや規模が大きいことで有名なのが「日本三大花火大会」です。
耳にしたことはあるけど、どの花火大会を指しているかまでは分からないという方や、3つすべては答えられないという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、そんな日本三大花火大会の歴史や見どころ、2024年の開催情報について詳しく紹介します。

日本三大花火大会とは

日本三大花火大会

  • 大曲の花火(秋田県大仙市)
  • 長岡まつり大花火大会(新潟県長岡市)
  • 土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市)

日本三大花火大会とは、上記3つの花火大会のことを指します。
歴史の深さや大会規模、花火の技術の高さなどから一般的にこれらの花火大会が「日本三大花火大会」と呼ばれています。

また、「日本三大花火大会」とは別に、日本中から集まった花火師たちが腕を競い合う大会である「日本三大競技花火大会」もあり、こちらについては前述の大曲の花火(秋田県大仙市)、土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市)に加え、三重県伊勢市の「伊勢神宮奉納全国花火大会」を加えた3つの大会で構成されています。

1.大曲の花火(秋田県大仙市)

大曲の花火
出典:大仙市観光物産協会

国内屈指の「花火のまち」である秋田県大仙市では、夏だけではなく年間を通じて多くの花火が打ち上がります。
それらのうち、大曲(おおまがり)地区で毎年8月の第4土曜日に行われ、約18,000発の花火に例年70万人もの観衆が酔いしれるのが「大曲の花火」です。
始まりは1910年、諏訪神社の祭典の余興として開催された「奥羽六県煙火共進会」を起源としているとされ、100年以上もの歴史があります。

大会の一番の特徴は「全国花火競技大会」であることで、総合優勝者には内閣総理大臣賞が授与され、ただ楽しむ花火大会という側面だけでなく、全国の花火師たちの大きな夢、目標にもなっている大会です。
競技は昼花火、十号玉、創造花火といった種目で争われ、いずれも高い技術と芸術性を持った日本最高峰の花火が楽しめます。
また、大会提供花火のワイドスターマインも見どころのひとつで、1年かけて製作するという花火の迫力は観るものを圧倒します。

大曲の花火は、夏以外にも「春の章」「秋の章」「冬の章」と題して年4回開催されていて、夏の競技大会に対して、他の季節はそれぞれ異なるテーマを掲げたこだわりの演出を加えるなどエンタメ性の溢れる花火が楽しめます。

2024年の「大曲の花火」詳細はこちら▼

2.長岡まつり大花火大会(新潟県長岡市)

長岡まつり大花火大会
出典:新潟観光ナビ

新潟県長岡市で毎年8月1日~3日に行われている「長岡まつり」。
3日間のうち、8月2日と3日の夜に開催されるのが「長岡まつり大花火大会」で、2夜合計約2万発、100万人もの人が訪れます。
長岡花火の歴史は長く、1879年に行われた花火大会が起源とされています。
年々発展を遂げていましたが、1938年から戦争により中止を余儀なくされ、太平洋戦争によって長岡は大空襲を受け町の8割が焦土と化してしまいます。
空襲の1年後、市民の心を慰め励ますため、現在の長岡まつりの前身である「長岡復興祭」が開催され、さらにその1年後から、犠牲者への慰霊、復興への祈り、恒久平和への願いを込めて花火大会が復活しました。

現在でも、花火大会の前夜祭にあたる毎年8月1日の22時30分、長岡空襲が起きた時刻に慰霊のための真っ白な尺玉「白菊」が打ち上がり、鎮魂の願いを込め市内の寺院の鐘が鳴り響きます。
以来、「慰霊・復興・平和を祈る長岡花火」というテーマは脈々と受け継がれ、2004年の中越地震からの復興を願って始まった全長約2km、約5分間にわたって打ち上げられる「復興祈願花火・フェニックス」は現在でも大きな見どころのひとつです。

長岡まつり大花火大会では、花火玉の直径約90cm、開花幅が650mにも及ぶ長岡花火の象徴「正三尺玉」や、巨大ナイアガラ、超大型スターマインなど豪華絢爛な花火が次々と打ち上がります。
長岡や新潟ゆかりのドラマ「天地人」、映画「この空の花」、楽曲「故郷はひとつ」などの世界観やストーリーを花火で表現し、音楽とともに夜空に繰り広げる壮大な演出には心を揺さぶられずにはいられません。

2024年の「長岡まつり大花火大会」詳細はこちら▼

2024年6月公開、ドキュメンタリー映画「長岡大花火 打ち上げ、開始でございます」詳細はこちら▼

3.土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市)

土浦全国花火競技大会
出典:土浦市公式ホームページ

日本三大花火大会の中では唯一、夏以外に開催されるのが「土浦全国花火競技大会」です。
茨城県土浦市で毎年11月の第1土曜日に行われ、例年75万人もの観衆が集まり、約2万発が打ち上げられる国内でも屈指の花火大会です。
1925年に土浦市にある神龍寺の住職が、航空隊殉教者の慰霊と関東大震災後の不況に疲弊した土浦経済の活性化のため、私財を投じて霞ヶ浦湖畔で行った花火大会が現在の土浦全国花火競技大会の起源とされています。

この大会の最大の特徴は、「大曲の花火」と同様に競技大会であることで、速射連発花火ともいわれるスターマインのテンポ感や音楽との相性など演出全般が審査対象になる「スターマインの部」、直径300mにもなる大輪の美しさを競う「10号玉の部」、斬新なアイデアや新しい技術が評価される「創造花火」の3つの部門があります。

最優秀賞として授与される内閣総理大臣賞を目指して、花火師たちが精魂込めて作り上げた技術の高い素晴らしい花火の数々が最大の見どころですが、他にも余興花火として多くの花火が上がり、特にワイドスターマインの「土浦花火づくし」は見逃せません。
土浦市制施行60周年を記念して始まった土浦花火づくしは、茨城県内の煙火店が技術の粋を結集して作り上げる花火で、打ち上げ幅500m以上にわたって2,000発以上が華麗に夜空を彩る大人気のプログラムになっています。

2024年の「土浦全国花火競技大会」詳細はこちら▼
準備中

まとめ

今では日本全国で行われている花火大会。
その数は、年間合計で数千にものぼると言われています。
その中でも「日本三大花火大会」に名を連ねる花火大会の花火はやはり別格。
まだ日本三大花火大会を生で見たことがないという人は、ぜひ今年こそ生での迫力ある花火鑑賞を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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