日本全国の花火大会ランキング30選を発表!

【2024】日本三大花火大会はどれが一番?人気・打ち上げ数ランキングを公開

大曲の花火
  • 日本三大花火大会はどれが一番?
  • 人気や打ち上げ数のランキングが知りたい!

各地で開催される花火大会の中でも、特に歴史が深いことや規模が大きいことで有名なのが「日本三大花火大会」です。

日本三大花火とは、大曲の花火(秋田県大仙市)・長岡まつり大花火大会(新潟県長岡市)・土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市)の3つを指します。

2024年の日程や、人気のランキングを見ていきましょう!

目次

日本三大花火大会とは

日本三大花火大会とは、次の3つです。

  • 大曲の花火(秋田県大仙市)
  • 長岡まつり大花火大会(新潟県長岡市)
  • 土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市)

歴史の深さや大会規模、花火の技術の高さなどから選ばれており、どれも圧巻の見ごたえです。

「日本三大花火大会」とは別に、「日本三大競技花火大会」も存在します。

「日本三大競技花火大会」は、日本中から集まった花火師たちが腕を競い合う大会です。

の大曲の花火(秋田県大仙市)、土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市)に加え、三重県伊勢市の「伊勢神宮奉納全国花火大会」を加えた3つの大会で構成されています。

日本三大花火の3つの情報を見ていきましょう。

1.大曲の花火(秋田県大仙市)

国内屈指の「花火のまち」である秋田県大仙市では、夏だけではなく年間を通じて多くの花火が打ち上がります。
始まりは1910年、諏訪神社の祭典の余興として開催された「奥羽六県煙火共進会」を起源としているとされ、100年以上もの歴史があります。

大会の一番の特徴は「全国花火競技大会」であることで、総合優勝者には内閣総理大臣賞が授与され、ただ楽しむ花火大会という側面だけでなく、全国の花火師たちの大きな夢、目標にもなっている大会です。
競技は昼花火、十号玉、創造花火といった種目で争われ、いずれも高い技術と芸術性を持った日本最高峰の花火が楽しめます。
また、大会提供花火のワイドスターマインも見どころのひとつで、1年かけて製作するという花火の迫力は観るものを圧倒します。

大曲の花火は、夏以外にも「春の章」「秋の章」「冬の章」と題して年4回開催されていて、夏の競技大会に対して、他の季節はそれぞれ異なるテーマを掲げたこだわりの演出を加えるなどエンタメ性の溢れる花火が楽しめます。

2024年の「大曲の花火」詳細はこちら▼

2.長岡まつり大花火大会(新潟県長岡市)

長岡花火の歴史は長く、1879年に行われた花火大会が起源とされています。
年々発展を遂げていましたが、1938年から戦争により中止を余儀なくされ、太平洋戦争によって長岡は大空襲を受け町の8割が焦土と化してしまいます。
空襲の1年後、市民の心を慰め励ますため、現在の長岡まつりの前身である「長岡復興祭」が開催され、さらにその1年後から、犠牲者への慰霊、復興への祈り、恒久平和への願いを込めて花火大会が復活しました。

現在でも、花火大会の前夜祭にあたる毎年8月1日の22時30分、長岡空襲が起きた時刻に慰霊のための真っ白な尺玉「白菊」が打ち上がり、鎮魂の願いを込め市内の寺院の鐘が鳴り響きます。
以来、「慰霊・復興・平和を祈る長岡花火」というテーマは脈々と受け継がれ、2004年の中越地震からの復興を願って始まった全長約2km、約5分間にわたって打ち上げられる「復興祈願花火・フェニックス」は現在でも大きな見どころのひとつです。

長岡まつり大花火大会では、花火玉の直径約90cm、開花幅が650mにも及ぶ長岡花火の象徴「正三尺玉」や、巨大ナイアガラ、超大型スターマインなど豪華絢爛な花火が次々と打ち上がります。
長岡や新潟ゆかりのドラマ「天地人」、映画「この空の花」、楽曲「故郷はひとつ」などの世界観やストーリーを花火で表現し、音楽とともに夜空に繰り広げる壮大な演出には心を揺さぶられずにはいられません。

2024年の「長岡まつり大花火大会」詳細はこちら▼

3.土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市)

1925年に土浦市にある神龍寺の住職が、航空隊殉教者の慰霊と関東大震災後の不況に疲弊した土浦経済の活性化のため、私財を投じて霞ヶ浦湖畔で行った花火大会が現在の土浦全国花火競技大会の起源とされています。

この大会の最大の特徴は、「大曲の花火」と同様に競技大会であることで、速射連発花火ともいわれるスターマインのテンポ感や音楽との相性など演出全般が審査対象になる「スターマインの部」、直径300mにもなる大輪の美しさを競う「10号玉の部」、斬新なアイデアや新しい技術が評価される「創造花火」の3つの部門があります。

最優秀賞として授与される内閣総理大臣賞を目指して、花火師たちが精魂込めて作り上げた技術の高い素晴らしい花火の数々が最大の見どころですが、他にも余興花火として多くの花火が上がり、特にワイドスターマインの「土浦花火づくし」は見逃せません。
土浦市制施行60周年を記念して始まった土浦花火づくしは、茨城県内の煙火店が技術の粋を結集して作り上げる花火で、打ち上げ幅500m以上にわたって2,000発以上が華麗に夜空を彩る大人気のプログラムになっています。

2024年の「土浦全国花火競技大会」詳細はこちら▼

2024年の日本三大花火大会はいつ?

2024年の日本三大花火大会の日程は次のとおりです。

大曲の花火8月31日(土)
長岡まつり大花火大会8月2日(金)・3日(土)
土浦全国花火競技大会11月2日(土)

日本三大花火の中で、2024年に一番早く開催されるのは新潟県の「長岡まつり大花火大会」です。

毎年8月1日~3日に行われている「長岡まつり」のうち、2日と3日に花火が打ち上げられます。

毎年8月の第4土曜日に開催されるのが秋田県の「大曲の花火」で、2024年は8月の末日となりました。

日本三大花火大会の中では唯一、夏以外に開催されるのが「土浦全国花火競技大会」です。

茨城県土浦市で毎年11月の第1土曜日に行われます。

日本三大花火大会はどれが一番?打ち上げ数・人気のランキング

日本三大花火大会はどれが一番なのか、打ち上げ数や人気のランキングを見てきましょう!

日本三大花火大会の打ち上げ数ランキング

花火大会名打ち上げ数人出
大曲の花火約18,000発70万人
長岡まつり大花火大会約20,000発(2夜)100万人
土浦全国花火競技大会約20,000発75万人

日本三大花火大会は3つとも打ち上げ数は20,000発近くの大ボリュームの花火大会です。

長岡まつり大花火大会は2夜で20,000発のため、1日あたりの打ち上げ数が一番多いのは土浦全国花火競技大会です。

速射連発花火とも呼ばれていて、次々と花火が打ち上がる様子は圧巻です!

大曲の花火も約18,000発と、高い技術と芸術性を持った日本最高峰の花火が楽しめます。

長岡まつりは2日間での人手が100万人と、こちらも日本三大花火大会の名に恥じぬ大規模な花火大会です。

日本三大花火大会の人気ランキング

日本三大花火大会で、一般客の人気が高いのはどれが一番なのか、アンケート調査をしました。

アンケート概要
期間:2024年6月9~16日
回答:全国の男女121人
質問:おすすめの花火大会と見どころを教えてください

その結果、断トツで人気があった花火大会は「長岡まつり大花火大会」でした。

実際に観た人の声をまとめます。

長岡まつり大花火大会は正三尺玉の迫力がすごいです。音と振動がダイレクトに伝わってくるし、それが街なかで見られるというのも貴重です。フェニックスは見る場所(フェニックス席)によっては視界に入りきらない広さの花火が一気に打ち上がり、音楽もあいまってとても感動します。
(30代女性)

正三尺玉が古くから有名ですが、中越地震の翌年から復興祈願花火として打ち上げられる「フェニックス」。平原綾香のジュビターに乗せて、全長2kmにも及ぶロングラン花火が凄く感動します。最後のスターマンの連打には涙が止まらない感動があります。パワーをもらえる貴重な花火だと思います。
(50代女性)

日本三大花火大会の他の2つが技術を競う競技大会なのに対して、長岡まつり大花火大会はお祭りのクライマックスです。

音楽とのコラボレーションも涙を誘うと高評価で、パワーをもらえる感動の花火大会と言えるでしょう。

大曲の花火と土浦花火競技大会は、技術を競う大会だけあって、花火のバリエーションが豊富です。

花火は圧巻で、一色で雨のように降る花火が写真や動画を撮るよりも、目に記憶に焼き付けて忘れたくないと思うほどおすすめです。(30代女性)

土浦花火競技大会は、いろんな花火が打ち上げられてとても綺麗すぎて…!歩くことや場所取りもなかなか大変ですが行ってみる価値はあります。
(30代女性)

圧巻の技術を堪能したいなら、大曲の花火と土浦花火競技大会が桁違いです。

日本三大花火大会についてまとめ

日本三大花火大会についてまとめました。

  • 大曲の花火(秋田):高い技術と芸術性を持った日本最高峰の花火
  • 長岡まつり大花火大会(新潟):パワーをもらえる感動の花火大会
  • 土浦花火競技大会:技術の高い素晴らしい花火が20,000発が打ち上がる

日本三大花火大会は、どれが一番か決めるのが難しいぐらいの技術と感動で溢れています。

遠出をする旅行客が多いのも納得のクオリティなので、2024年は足を運んでみてはいかがでしょうか。

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